仮性包茎は決してめずらしい症状ではありません。
日本人の6割に見られる症状です。
ただ、症状には度合いがあります。
真性包茎に近いものは、ぜひとも治療したいものです。
勃起しても亀頭が完全に露出しない場合は、中度以上の仮性包茎だと考えていいでしょう。
治療が必要かどうかは、最後は医師の判断にゆだねるのが一番です。
自分では軽度だと思っていても、実際には重度であることもあります。
もちろん、その反対のパターンもあります。
いずれにしても、性行為に支障が出るようならば治療は必須でしょう。
仮性包茎も重度になると、ペニスの成長を阻害してしまいます。
包皮の力により、亀頭が締め付けられてしまうからです。
短小のペニスになる可能性があるため、なるべく若いうちに治療したほうがいいのです。
大人になれば身体の成長は止まっているはずです。
この状態ではペニスもそれ以上は成長しませんので、いつ手術を受けても大丈夫です。
手術前にはカウンセリングを行い、患者が納得したら治療に移行します。