仮性包茎は決してめずらしい症状ではありません。
日本人の6割に見られる症状です。
ただ、症状には度合いがあります。
真性包茎に近いものは、ぜひとも治療したいものです。
勃起しても亀頭が完全に露出しない場合は、中度以上の仮性包茎だと考えていいでしょう。
治療が必要かどうかは、最後は医師の判断にゆだねるのが一番です。
自分では軽度だと思っていても、実際には重度であることもあります。
もちろん、その反対のパターンもあります。
いずれにしても、性行為に支障が出るようならば治療は必須でしょう。
仮性包茎も重度になると、ペニスの成長を阻害してしまいます。
包皮の力により、亀頭が締め付けられてしまうからです。
短小のペニスになる可能性があるため、なるべく若いうちに治療したほうがいいのです。
大人になれば身体の成長は止まっているはずです。
この状態ではペニスもそれ以上は成長しませんので、いつ手術を受けても大丈夫です。
手術前にはカウンセリングを行い、患者が納得したら治療に移行します。
治さなくていい包茎とは?
仮性包茎は基本的に治さなくていい包茎とされています。
毎日、しっかりとペニスを洗浄していれば、それほど不衛生にはなりません。
ただ、汗をかいて蒸れる時期は臭いやすくなるため、治療をしたほうが快適に生活できるのは確かです。
パートナーがいるのであれば、なるべく治療をしたいものです。
どうしても治療が嫌であれば、常に包皮をむいておく習慣をつけてください。
包皮にむけた状態を覚え込ませるのです。
最初は少し痛いですが、徐々に収まってきます。
かなりの痛みを伴うようであれば、止めたほうが無難です。
仮性包茎の治療を受ける場合は、手術を選ぶことになります。
手術なら100%治すことができます。
ただ、クリニックによって技術力に開きがあります。
なるべく知名度の高い大手を選ぶべきでしょう。
実績は技術力のバロメーターとなります。
矯正器具を使用する方法もありますが、矯正するまで時間がかかりますし、不便を強いられることになります。
確実に治すという保証もないため、手術治療を選んだほうがいいのです。
仮性包茎の概要
日本人男性でとても多いのが、仮性包茎だそうです。
勃起してないときは亀頭が包皮に包まれた状態ですが、勃起すると亀頭が露出します。
手術が必要なわけではないので、放置してしまいがちです。
しかし、実際は日常生活に悪い影響が出てしまうことがあります。
たとえば、女性との性交渉で問題が生じることがあります。
仮性包茎は亀頭に対する刺激が弱いので、早漏になりがちです。
女性を満足させることができないことから、関係が悪くなることもあります。
また、亀頭が包皮に包まれているので、恥垢とよばれる垢がたまってしまい、衛生面が悪いという問題もあります。
このように、仮性包茎は手術の必要はありませんが、いろんな問題を生じる可能性があるのです。
医療機関での治療も可能ですが、自力でなおすこともできます。
亀頭に刺激を与える訓練をすることで自然に慣れ、結果として治すことができるのだそうです。
ぜひ、悩んでいる方がいたら、試してみてください。